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ベツレヘムの旅 -イエス生誕の地-

イエスの生誕地はベツレヘム

 

ベツレヘム

聖地ベツレヘムは、エルサレムから10km南にあります。

ベツレヘムはこの地から救世主が現れると言われていた場所です。

そして、実際に有名な人がここで生まれました。

それが、イエスです。

そのため、聖地になっています。

イエスが誕生したと言われるクリスマスには、多くの人がこの地を訪れます。

イエス生誕の地というだけでも訪れる価値が十分ありますが、実はベツレヘムはダビデ王の出身地でもあります。

豪華です!

 

イスラエルではなく、パレスチナ自治区

ベツレヘムは、イスラエルではなく、パレスチナ自治区にあります。

エルサレムのスルタン・スライマーン・ターミナルからアラブバスに乗り、ベツレヘムの北にある検問所で降ります。

パレスチナ自治区に向かう際の検問所は特別な検査はないので、問題なく徒歩で通過できます。

いわゆるWEST  BANK(ヨルダン川西岸地区)に入りました。

私はそこからタクシーに乗りました。

そして最初に、イスラエル・パレスチナの境界線にそびえ立つ壁を見に行きました。

壁は高く、いつまでも続いています。

まるでパレスチナ自治区に住むアラブ人を檻に入れているようでした。

 

生誕教会

イエスが生まれたとされる場所に建てられた教会です。

ローマのコンスタンティヌス大帝の母ヘレナが、この教会の地下にある洞窟をイエスが生まれた場所と断定しました。

大きな入口がなく、正面の小さな扉をかかんで入ります。

この扉は「謙虚のドア」と呼ばれています。

茶室のにじり口みたいですね。

 

生誕教会の内部は、天井から幾つものランプが吊り下げられています。

床にはところどころ穴が開いています。

修復していないのかなと思いましたが、その穴からコンスタンティヌス大帝の時代のモザイクを見ることができます。

 

正面奥に地下に入る入口があります。

地下では、多くの人が祭壇のほうを見つめています。

 

祭壇下をのぞきこむと、銀色で星の形をしたものが埋め込まれています。

この場所こそがイエス生誕の地です。

星の形をしているのは、星に導かれて東方の3人の博士がイエスに会いに来たことに由来しています。

 

イエスが生まれた直後に飼い葉おけで眠っていた理由は、宿が見つからなかったから?

マリアがイエスをおなかに宿した時、イエスの両親であるヨセフとマリアはナザレに住んでいました。

しかし、人口調査のためにヨセフとマリアはベツレヘムを訪れます。

ヨセフが宿を取れないまま、マリアはイエスを生み、飼い葉おけで眠らせたのです。

 

イエスが何語を話していたのか?

イエスはヘブライ語を話していたと、なんとなく知っています。

しかし、その知識はどうやら誤りのようです。

イエスが生まれた頃、ベツレヘムではヘブライ語ではなく、アラム語が使われていました。

そのため、今の常識では、「イエスはアラム語を話していたと」となります。

では、今のベツレヘムはどうでしょうか。

ベツレヘムはパレスチナ自治区にあります

つまり、アラブ人が住むエリアです。

そのため、イエスが生まれた場所は、現在ではアラビア語が使われています。

そこに住むキリスト教徒もアラブ語を話しています。

なお、アラム語とアラビア語は最初の2文字が同じですが、関係がありません。

 

聖カテリーナ教会

教会の前には聖書学者ヒエロニムスの像が立っています。

ヒエロニムスは、ここの洞窟にこもってヘブライ語の聖書をラテン語に訳しました。

これにより、多くの人が読めるようになり、キリスト教は世界中に広まりました。

その偉業に協力したのが、ローマ人パウラです。

志半ばでパウラは無くなりますが、ヒエロニムスはパウラの骨をそばに置いて、翻訳作業を続けました。

上のヒエロニムス像を見てください。

足元にしゃれこうべがあります。

 

また聖カテリーナ教会は、12月24日のクリスマスイヴにミサをテレビ中継する場所です。

生誕教会のすぐ北にあります。

 

ダビデ王の井戸

ダビデ王の出身地だけあって、ダビデ王ゆかりの場所があります。

ダビデ王のために、命がけでこの井戸の水をくんで来た勇敢な兵士がいました。

それを知ったダビデ王は、命を懸けてくんで来た水を飲まず、主にささげたと言われています。

 

パレスチナ自治区からイスラエルへの戻る

検問所に着くと、全員バスから降ろされ、一列に並ばされます。

暑い日差しの下で、皆が静かにじっとしています。

そして、順にパスポートと荷物の検査を受けます。

私は特に質問されませんでしたが、いくつか質問されている人もいました。

検査官は厳しい表情を保っています。

イスラエルは、パレスチナから来る者に対して、けっして優しくはないとよく分かりました。

 

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