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ヨルダンの旅 -ペトラ遺跡を訪れたい!-

ペトラ遺跡を最大限に楽しむには、どうしたら良いか!?

ぺトラ

映画『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』を見た時、最後の場面はCGで合成した映像だと思っていました。

しかし、それが本当に実在する場所だったのです。

その場所こそがペトラ遺跡です。

インディ・ジョーンズのように冒険しながら、その場所を訪れたいと思いました。

 

さて、中東の「スリーP」と言って、中東にはPから始まる、歴史上大変価値のある3つの遺跡があります。

シリアにあるパルミラ、ヨルダンにあるペトラ、イランにあるペルセポリスです。

ペトラは、その1つなのです。

 

私は、イスラエルのエイラットからヨルダンのアカバに入り、そこからワディ・ムーサWadi Musaまで来ました。

ワディ・ムーサは、ペトラ観光の起点になる町です。

遺跡入口より3キロ離れた町で、宿やお店などがあります。

 

石を投げつけられる!

ワディ・ムーサに来て、最初に食料や飲み物を補給することにしました。

お店に入ると、店員が私を見るなり、「アチョー!」、「アイヤー!」と言ってきます。

これはよくあることで、他の国でもアジア人の私を見ると、笑顔で「ジャッキーチェン!」と連呼します。

カンフーの動きをまねて、楽しそうです。

そんな私も同じようにまねて、一緒に楽しみました。

 

このような展開になるたびに、ジャッキーチェンが世界中で人気があること、そして他の人種の方々から見れば、日本人も中国人(ジャッキーチェンは香港出身)も同じに見えるのだなと再認識します。

お買い物をして、外に出ると、タクシー運転手のおじさんが「タクシー、タクシー!」と客引きをしてきます。

乗る予定がなかったので、「結構です。歩きますので」と断り、町をぶらぶらと散策します。

先ほどとは別のお店に入り、十分後くらいに出てくると、店の前で同じタクシー運転手が待っていました。

しかも、どこか怒っているような、そして同時に笑っているような、なんとも不気味な様子。

まるでのび太に襲いかかる直前のジャイアンのようです。

「タクシー、タクシー!」と言う彼の表情から、「絶対におまえをタクシーに乗せてやるぞ!」という強い思いが伝わってきます。

私は「申し訳ないけれど、まだ買い物をしたいし、今日はタクシーに乗るつもりはないのです」と丁寧に断りました。

それから、数十分後。

私が歩いていると、どこからか大声が聞こえます。

見上げると、20m上の方に道路が通っています。

よく見ると、先ほどのタクシー運転手です。

しかし、すぐに姿を消しました。

ほっとしたのも束の間でした。

タクシー運転手は助走をつけて、上からこぶしくらいの大きさの石を投げつけてきたのです。

どうしてそこまでするのか、私には理解できないですが、大きな石を繰り返し投げてきます。

身の危険を感じたので、私はそこから逃げました。

そして、そのタクシー運転手にとっては皮肉なことですが、彼に会いたくないがために私は別のタクシーに乗ることにしたのでした。

 

日本人は感情的になったときに、石を投げるという発想が浮かばないかと思います。

しかし、海外ではそのような行動に出ることがあります。

話して分かる相手ではなさそうなので、その場合、とにかくその場を離れましょう。

 

クラウン・プラザ・リゾート・ペトラに宿泊

ホテルは思いきって5ツ星ホテルにして、2泊しました。

ペトラ遺跡の入口には近いホテルです。(一番近いわけではありません)

プールがあるのですが、そこからペトラ方面の夜景を眺められます。

 

いざペトラ遺跡へ!

ペトラ遺跡は朝6時に開きます。

さて、ここがポイントです!

冒険気分を味わいたい願望がある方は、朝6時にペトラ遺跡入口に着きましょう。

私は朝5時45分くらいに着きました。

他の観光客はいないどころか、チケット売り場の人もいません。

5時58分にどこからともなくおじさんが来て、チケット売り場に入って行きました。

そして、6時ジャストに私はチケットを買いました。

 

シーク

 

両側にそびえ立つ岩の壁の間に通り抜けていきました。

1km以上も歩いています。

「はたして本当にこの先に遺跡があるのだろうか」と思いました。

後ろからは誰も来ません。

「この遺跡はそれほど人気がないのかな」と考えました。

しかし、それは私には嬉しいことでした。

冒険気分に浸れたからです。

 

すると、シークの先についにペトラ遺跡が見えてきたのです! 

 

エル・ハズネ

スークを抜けると、そこにあったのは、インディージョーンズの舞台になったエル・ハズネです!

感嘆しながら、カメラのシャッターを何十回を押しました。

遺跡を訪れる時に、周りに誰もいなければ、自分が当時にタイムスリップしたような錯覚に陥ることができます。

早起きが苦手な私も、旅の時だけは早起きをします。

私は30分以上ペトラ遺跡を独り占めできました。

 

さて、エル・ハズネはお墓もしくは葬祭殿のようなものだったそうです。

12本のコリント様式の円柱がとても美しく、この遺跡の価値を高めています。

内部がどうなっているのか気になっていましたので、実際に中へ。

すると、意外と奥行きがなく、びっくり。

 

さて、ペトラ遺跡はエル・ハズネだけでなく、広大な土地に広がっています。

エル・ハズネ以外を見てみましょう。

 

ローマ円形劇場

2本の円柱が残っています。

客席が階段状に上まであります。

 

王家の墓

墓と名づけられていますが、王家の墓があったわけではなく、実際には歴代の王が住んだ宮殿です。

近くの洞穴には今でもベドウィンが住んでいます。

 

カスル・アル・ヒント

紀元前30年に建てられたペトラで最も重要な神殿です。

ドゥシャラー神を祀っています。

 

凱旋門

柱廊通りの入口にある凱旋門です。

この先は、かつてペトラの中心地だったところです。

市場から宮殿、大神殿まで集まっていました。

 

柱廊通り

凱旋門を通ると、柱廊通りがまっすぐ奥まで通じています。

 

エド・ディル 

今から1900年ほど前に、ナバタイ王のラベル2世が先王を祀るために建てたと考えられています。

その後、修道院として使われました。

ペトラで最も大きな遺跡です。

見てみたいなと思って、地図を見ると遺跡の最奥地にあります。

ロバで連れて行ってくれる人がいたので、エド・ディルまでロバに乗ることにしました。

ロバに乗って良かったです。

かなり長い道のりをずっと登っていくからです。

振り返って見ると、こんな感じでした。

そして、ついにエド・ディルに到着しました。

高さ45mもあり、迫力があります。

ここまで来て良かったです!

  

帰りは歩いて山を下っていきました。

お昼頃に、最初に見たエル・ハズネに戻りました。

そこはもう観光客であふれていて、私が撮影したような、誰もいないエル・ハズネではありませんでした。

在りし日のエル・ハズネではなく、観光地としてのエル・ハズネという様子です。

好みがあるかと思いますが、みなさんも良かったら、早起きしてペトラを冒険してみてください。

 

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