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韓国の旅 -2019年 板門店が変わりました! 後半-

 

JSA VISITOR CENTER

JSA VISITOR CENTER

「JSA VISITOR CENTER」という建物内のシアターでスライドブリーフィング」と呼ばれる、朝鮮戦争やJSAについての事前説明を受けます。

その際に、「訪問者(見学者)宣言書」が配られます。

訪問者宣言書

そこには、たくさんの注意事項が書いてあります。

簡潔に言えば、「勝手な行動は慎むこと」、「北朝鮮側に侵入してはならないこと」、そして「あなたが死亡することがあっても、国連軍は責任を負わないということ」が書かれています。

これに署名することで、その後の見学が可能になります。

朝鮮戦争やJSAに関する映像を見た後、トイレ休憩があり、今度は国連軍のバスに乗ります。

DMZ内で乗るバス

国連軍のバスの座席は決まっていません。

トイレが済んだら、眺めの良い窓側の座席を確保しましょう。

ここから再びアメリカ兵の判断次第で撮影が可能です。

窓の外に目をやると、有刺鉄線のフェンスだけでなく、田んぼも見えました。

DMZ(非武装地帯)内

DMZ(非武装地帯)

 

自由の家

軍事分界線のすぐ目の前にある建物です。

自由の家

 

韓国軍の衛兵交代式

板門店の韓国軍の衛兵交代式

見学者は自由の家の南側の扉から建物に入ります。

軍事分界線を警護する韓国軍の衛兵交代式をたまたま見かけました。

これを見られるのは、とても珍しいことだそうです。

板門店の南北境界線

北側の扉から出ると、いよいよ有名な軍事停戦委員会の本会議場が目の前に現れます。

50m程度先には軍事分界線があり、その先から北朝鮮です。

軍事分界線の左右に青い建物があり、その間に立つ衛兵が見えます。

遠くには、板門閣という大きな建物が見えます。

北朝鮮側からツアーで板門店を訪れる観光客は、この板門閣の屋上にある展望台に姿を見せることがあるそうです。

ただ、その時に相手が手を振ってきたりしても、こちらはそれに反応してはいけないとのことです。

先ほど署名した「訪問者(見学者)宣言書」に違反することになりますので気をつけましょう。

 

軍事停戦委員会の本会議場

軍事停戦委員会の本会議場

左側の軍事停戦委員会の本会議場に入ります。

本会議場に入ると、部屋の中央に机があります。その机の半分よりも向こう側が北朝鮮です。

軍事停戦委員会の本会議場

アメリカ兵の許可が出た後、自由に北朝鮮側に行くことができます。

時間は2分程度です。

 

本会議場の様子が思っていたのと違う!

・中央の机に以前は国連の小さな旗がありましたが、今は置かれていません。

・本会議場で警護する北朝鮮の兵士がいません

 

記念の植樹 

2018年4月に金正恩と文在寅大統領が会談したことを記念して、松の木が植えられた

2018年4月に金正恩委員長文在寅大統領が会談したことを記念して、松の木が植えられました。

朝鮮戦争の休戦協定が締結された1953年に芽生えた松の木です。

また、土は韓国最高峰の漢拏山と北朝鮮最高峰の白頭山の土を混ぜたものです。

そして、植樹後に金正日委員長がソウルを流れる漢江の水を、文在寅大統領が平壌を流れる大同江の水を松の木にかけました。

軍事停戦委員会の本会議場から東に50mほど行った場所にあります。

植樹の奥には、北朝鮮側の監視塔があります。

人影はありませんが、中から監視カメラで見張っています。

 

徒歩橋

徒歩橋

JSA内にあります。

2018年4月に金正恩委員長と文在寅大統領が会談した場所です。

金正恩委員長と文在寅大統領が通訳や警備員なしで30分間ほどここで会話しました。

テレビでもよく報道されていました。

以前は、徒歩橋の見学はありませんでしたが、新たに追加されました

 

ソ連大学生越境事件の記念碑

ソ連大学生越境事件の記念碑

1984年11月23日、北朝鮮側からの板門店観光ツアーに参加していたソ連の大学生が軍事分界線を越えて南(韓国)側に侵入しました

この大学生を追った朝鮮人民軍兵士が軍事分界線を越えたため、国連軍が攻撃し、両者は衝突しました。

この事件で韓国軍兵士1名と北朝鮮の兵士3名が死亡しました。

今までの板門店ツアーでは、この記念碑に行くことはなく、新たに今回追加されました

何十年も板門店ツアーのガイドをしている人も初めて来たそうです。

*なお、新たに追加された見学場所がある一方で、「帰らざる橋」や「ポプラ事件」の場所には行かなくなりました。

 

12:00 板門店 出発

板門店を出発し、自分のバスに乗り換え、検問所から外に出ました。

DMZ内にいたのは10時から12時までの2時間ほどでした。

その後、昼食 (平壌式水冷麺)を 臨津閣公園内で食べました。

平壌式水冷麺

その後、再び検問所を通過し、DMZに入りました。

 

13:15 第3トンネル 到着

第3トンネル

第3トンネルの壁の再現

第3トンネルは、軍事分界線まで約200m地点まで近付くことができることから、一番多くの観光客が訪れるトンネルです。

脱北者の証言によりトンネルの存在が明らかになりました。

当初は北朝鮮もトンネルを掘ったことは認めていませんでした。

爆破跡の向きなどから、北朝鮮が韓国側に攻め入るために掘ったものだと韓国は結論付けました。

全部で4つのトンネルが発見されています。

トンネル内の撮影は禁止です。

荷物はすべてロッカーに入れます。

金属探知機もあるので、何も持たずに地下へと降りていくことになります。

行きは下りなので良いのですが、帰りは急な上り坂です。

しかも、とても、とても長いので、体力に自信のない方は途中で引き返しても良いかもしれません。

トロッコで行く方法もあるのですが、トロッコに乗るツアーに参加した人のみが乗れます。

トンネル内ではヘルメットを被ります。

しゃがんでいてもヘルメットが天井に当たってしまうほど、天井が低い場所を歩きます。

さて、今後北朝鮮がトンネルを通って来られないようにするため、韓国はトンネル内に壁を何重にも造りました。

トンネル内では、その壁まで行くことができます。

 

都羅展望台(とらてんぼうだい)

都羅展望台

北朝鮮が望める都羅展望台です。

2018年に新しい展望台が完成しました。

無料の望遠鏡を通して、北朝鮮の開城の街並み見張り台が見られます。

また、畑を耕す北朝鮮の人たちを見ることができました。

天候が非常に悪いと、開城の街並みなども見られないそうです。

写真撮影は制限されていないようです。

 

都羅山駅

 韓国の最北端の駅です。

将来、南北の関係が改善されたときに活躍しそうです。

都羅山駅構内は、現代的なデザインで、とても綺麗です。

北朝鮮の平壌行き列車の始発駅として建設されました。

そのため、平壌行きの列車のホームの案内もあります。

また、南北出入境管理事務所、出入境審査台、税関なども用意されています。

北朝鮮への行き来が可能になると、鉄道で韓国からユーラシア大陸の最西端ポルトガルやイギリスまで行けることを示すルートマップがあります。

かつて、都羅山駅は北朝鮮側に物資を運ぶために利用していましたが、現在は中断しています。

窓口で記念スタンプを自由に押すことができます。

15:00 都羅山駅出発

17:00頃 ソウル市内のプレジデントホテルに到着・解散

 

板門店ツアー後の感想

軍事停戦委員会の本会議場で、北朝鮮の兵士と共に写真を撮るのを楽しみにしている人にとっては、物足りないかもしれません。

結局、板門店で一度も北朝鮮の兵士を見ることはありませんでした。

また、ガイドさんの話では、いろいろな規定が緩くなっているとのことです。

そのあたりの影響もあり、板門店へのツアーは予想していたような緊張感はなく、「見学」というよりも「観光」というテイストの強いものでした。

もう少し緊張感のあるほうが良かったとも言えます。

ただ、2018年の首脳会談以降、北朝鮮と韓国の関係が改善した結果とも言えるので、評価すべきところかもしれません。

今回のような板門店の見学の行程はしばらくは続きそうです。

しかし、試験的なものなので、今後修正していく可能性は十分あるそうです。

 

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