ロンドン
スペインの帰りに、ロンドンに寄りました。
ロンドンは、私の感覚では物価が高いなあという印象を持ちました。
でも、大英博物館やナショナルギャラリーは無料なので、見どころは十分に楽しめます。
私は、ピカデリーサーカス近くのホテルに55ポンドで宿泊しました。
ピカデリーサーカスは、有名な広場でロータリーになっています。
ロンドンの2階建てのバスや、ブラックキャブと言われるタクシーなど車の往来の多いところです。
イギリスの基本情報
正式国名 グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国
首都 ロンドン
言語 英語
通貨 ポンド 補助通貨はペンス
プラグ BFタイプ
ビザ 観光目的であれば6ヵ月以内の滞在についてビザは不要。ただし、イギリスへの入国審査時に復路航空券の提示などが必要になる。
バッキンガム宮殿
バッキンガム公の個人的な邸宅として1703年に造られました。
その後、王室がこの宮殿を買い取りました。
現在は、エリザベス女王がこの宮殿に暮らしています。
衛兵の交替式はいつ、どこで?
午前11時30分から衛兵の交替式が宮殿前で行われます。
4月から7月は毎日実施。
その他の季節は1日おきに実施します。
ウェストミンスター寺院
ウェストミンスター寺院には、歴代のイギリス国王のほとんどが埋葬されています。
王室の結婚式や戴冠式など、英国王室の式典は、このウェストミンスター寺院で行われています。
そのため、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式もおこなわれました。
ゴシック様式の荘厳なたたずまいは、思い描くイギリスのイメージと合っているかもしれません。
国会議事堂
正式名称は「ウェストミンスター宮殿」です。
世界に先駆け、議会政治がうぶ声をあげた場所です。
建物は1090年に完成しましたが、その後火災により焼失し、修復されました。
内部の見学ツアーがあります。
英語による説明です。
ビッグベン
ビッグベンという呼び方は正式名ではない!?
ビッグベンの鐘が最初に鳴ったのは、1859年5月31日。
そのビッグベンを建築する時、工事責任者だったのはベンジャミンという大柄の男です。
「大柄のベン」、つまり「ビッグベン」という愛称がつきました。
正式名は「クロックタワー」です。
しかし、その正式名は2012年6月にエリザベス女王即位60年を記念して、「エリザベスタワー」に改称されました。
ただ、正式名がエリザベスタワーに変更されても、ビッグベンという愛称が広く使われています。
ビッグベンの鐘の音色で学生時代を思い出す?
ロンドンを歩いていると、どこか懐かしい音色が聞こえてきます。
その音色の出どころは、ビッグベンの鐘です。
では、なぜビッグベンの鐘の音が懐かしいのでしょうか。
実は、ビッグベンの音色、実は日本の学校のチャイムの音と同じなのです。
海外を歩いていて、ふと街に響き渡る、あのチャイムの音色。
学生時代の色々なことが思い出されます。
BAロンドンアイ
2000年に建てられた大きな観覧車です。
観覧車の乗るスペースはカプセル状で、広いです。
そのため、他のグループも一緒に乗る可能性があります。
ロンドンの景色を上からのぞいてみましょう。
1周約30分です。
チケットは1枚23ポンド。
少々お高めです。
タワーブリッジ
テムズ河に架かるタワーブリッジは、1894年に完成しました。
大きな船が通る際には、橋が上がり、航路を開けます。
かつては1日に何十回も、その光景を見られましたが、現在は週に3回程度しか見られないそうです。
橋が上がるタイミングを予告していませんので、偶然見られた人は幸運の持ち主ですね。
ロンドン塔
1066年に即位したウィリアム征服王が要塞を造ったのが始まりです。
しかし、その後、ロンドン塔は牢獄として使用されるようになりました。
ここで処刑もされていたこともあり、夜になってロンドン塔が見えると、ちょっと怖く感じる人もいるかもしれません。
大英博物館
世界最大級の博物館です。
長い歴史の中で常に強国であったイギリスだからこそ、世界中の品々を収集することができたのでしょう。
1年に訪れる来館者は、700万人以上だそうです。
見どころはたくさんありますが、1つだけ挙げれば、ロゼッタ・ストーンです。
1799年、エジプト遠征中のナポレオンの部下が見つけたものです。
ナイル川の西岸にあるロゼッタで見つかった石なので、ロゼッタ・ストーンと言われています。
エジプト象形文字の解読の手がかりになった、大変価値のある石です。
ナショナルギャラリー
2万点以上の作品を展示する、世界最大級の美術館です。
無料で入館できます。
見どころはたくさんありますが、主な作品は、ゴッホの「ひまわり」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「The Virgin of Rocks」、そしてモネの「池と睡蓮」などがあります。
その他にも、ルノアール、ルーベンス、セザンヌ、マネ、ボッティチェリ、ミケランジェロなど、ヨーロッパを代表する芸術家の作品が一堂に会しています。
セントポール大聖堂
英国国教会の大聖堂です。
高さ111mのルネッサンス風の建築様式で、圧倒されてしまいます。
St.Paul’s駅から地上に出てくると、すぐ目の前にあります。
フィッシュ&チップスはおいしい?
イギリス料理はおいしくないとよく言われています。
私は十把一絡げにそう表現したくはないのですが、はたしてどうなのでしょうか。
少なくてもフィッシュ&チップスはおいしいはず。
なぜなら、今までにアメリカの西海岸など何回かフィッシュ&チップスも食べてきたのですが、揚げたてのフィッシュは、やわらかく、脂が乗っていておいしいのです。
そして、良い塩加減です。
満を持してイギリス名物のフィッシュ&チップスにロンドンのレストランで挑戦です!
フィッシュはタラの白身魚がよく使われています。
チップスは揚げたポテトのことです。
さて、食べてみると、「あれ?塩が足りないな…。魚は脂がのっていなくて、ギュッとしまっているなぁ……。」
きっと他のお店で食べたら、とてもおいしいのだと信じています……。
ちなみに、今まで食べたフィッシュ&チップスで、一番おいしいと思ったのはシドニーの港近くで食べたものです。