コロンビアの国名は、クリストファー・コロンブスの名に由来します。
アメリカ大陸と同様に、コロンブスはヨーロッパ人として初めてコロンビアの地を「発見」した人だからです。
コロンビアでは、近年治安は改善の方向へ向かっていますが、それでも国内全域に何かしらの危険情報が出ています。
特別な興味がなければ、訪れる国ではないかもしれません。
コロンビアの基本情報
正式国名 コロンビア共和国
首都 ボゴタ
言語 スペイン語
通貨 コロンビア・ペソ
プラグ タイプ
ビザ 観光目的であれば、90日以内の滞在はビザ不要
ボゴタ
標高2650mにあるコロンビアの首都です。
年間を通して、1日の最高気温が15℃から17℃あたりで安定しています。
かつてはチブチャ族の首都でした。
部族の首領が黄金の装身具を身につけ、神に黄金の捧げ物を贈る風習がありました。
これがヨーロッパにエル・ドラード(黄金郷)伝説となって伝わり、スペイン人たちは黄金を求めて海を渡って来ました。
ボリーバル広場
旧市街にあるボリーバル広場は、その名の通りシモン・ボリーバル像が中央に立っています。
ベネズエラ、コロンビア、ペルー、そしてボリビアを独立へと導いた南米の英雄です。
ボリーバル広場の四方を囲むように国会議事堂、裁判所、カテドラル、市庁舎が建っています。
危険なので、夜間に行ってはいけません。
私の体験
元々コロンビアに行く予定ではなかったので、地図も持たずに訪れました。
夜10時にボゴタに到着。
ボゴタは犯罪の多い大変危険な都市です。
エル・ドラード国際空港から80円くらいのコレクティーボでセントロに着いたのが夜11時。
コレクティーボとは、ワゴン車型の公共バスのこと。
そこで乗り合わせたイギリス人にボゴタの見どころを聞きました。
早速見どころのボリーバル広場に行ってみましたが、時間は夜11時過ぎ。
広場にいるのは、警察官とストリートチルドレンとホームレスのみ。
警察官がいても安心できないような雰囲気ですので、夜間には行かないべきですね。
午前0時頃にボリーバル広場近くでホテルを見つけました。
1泊25000ペソのホテルに泊まります。
ホテル内は不気味で、ホラー映画に出てきそうな部屋です。
でも、鍵を掛ければ大丈夫ですよね?
さあ、鍵をかけましょう♪
と思って、ドアに近づくと、なんと内側から鍵が掛けられません!
廊下に出て、外側からドアを見ると、横にスライドすれば誰でも開け閉めできる鍵がついています!
これは、一体何のための鍵なのでしょう……。
内側から鍵を掛けられないので、夜中に誰かがこのホラー映画のような部屋に入り込んでくるかもしれません。
逆に、外から鍵を掛けられて、閉じ込められてしまうかもしれません。
他のホテルに移ろうにも、深夜0時過ぎに地図を持っていない私が別のホテルを見つけるのは困難でした。
また、窓の外からは、奇声を上げる人が歩いているのが見えます。
部屋の中も外も危険そうです。
そんな恐怖心にさいなまれながら、シャワーを浴びたり、明日の予定を立てたり……。
気が休みませんでした。
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