パラオに行く前に知っておきたいこと
パラオの気候
パラオは年間を通して平均気温が27℃程度の横ばいです。
日差しが強いので、実際にはもっと暑いと思っていたほうが良いです。
特に海上や砂浜は暑いです。
肌を焼け焦がすかのような熱があるので、十分に日焼け対策をしましょう。
天気予報はあまりあてにならず、雨の予報でも全く降らないこともあります。
現地の人いわく「パラオの天気予報はあまり参考にしないほうがよい」とのこと。
上の画像では、同じ時間帯でも左側は晴れているのに、右側では雲から雨が降っています。
天気予報の通りの場所もあれば、そうではない場所もあるようですね。
パラオの許可証 ~パラオは何かとお金が掛かる?~
自然環境保護のため、パラオではツーリストから様々な場面でお金を徴収しています。
主なものを紹介します。
①ロックアイランド&ダイビング許可証(10日間有効) 50ドル
ダイビングと書いてありますが、この許可証はシュノーケリングにも必要です。
海に出る際には、許可証を持参しましょう。
許可証が本人であることを証明するためにパスポートも携帯しましょう。
②ジェリー・フィッシュ・レイク許可証(10日間有効) 100ドル
ジェリー・フィッシュ・レイクを訪れる際に必要です。
なお、この許可証があれば、ロックアイランド&ダイビング許可証は不要。
③フィッシング・ライセンス(1ヶ月有効) 20ドル
釣りを目的にパラオを訪れる人は必要になります。
④プリスティン・パラダイス環境税 100ドル
航空券代金を支払う際に、実は上乗せされて徴収されています。
⑤その他、州によっては観光やダイビングのための許可証が必要
以上のようなものがあります。
許可証はツアー会社で取得できます。
よって、例えばサウスロックアイランドツアー(125ドル)に参加する場合、ロックアイランド&ダイビング許可証(50ドル)も取得することになります。
そのため、合計で1人あたり175ドルを払うことになります。
お金の準備をお忘れなく。
パラオの料理
マングローブ貝のガーリック炒めにスープを足したもの
マングローブ貝の具は、火を通してもとても柔らかく、プニプニしています。
コロールのダウンタウンにあるモグモグ・シーフードレストランで食べられます。
12ドルです。
カリフォルニアロール
パラオですが、カリフォルニアロールを頼みました。
私が食べた際には、お米の炊き具合が良くなかったようです。
あと具材にカニと書いてあったので、パラオのカニを食べたいと期待していました。
でも、実際はカニカマでした。
お米がきちんと炊けていれば、おいしいのだと思います。
10ドルです。
パラオ特有の料理と言えば、マングローブガニやコウモリスープです。
でも、私は気が進まなかったので、頼みませんでした。
パラオ名物で、とっても食べやすい物が次のスパムむすびです。
スパムむすび
日本に統治下にあったパラオでは、日本の食べ物もしくは日本っぽい食べ物をよく目にします。
このスパムむすびは、スパムをおむすびにしたものです。
画像の左がスパムむすびです。
右は巻き寿司なのですが、中身はスパムです。
スパムを好きな方なら想像できることでしょう。
間違いのないおいしさです。
おむすびと言っても、三角ではなく、細長い形です。
お店によって味付けが違います。
WCTCショッピングセンター内で買えるスパムむすびは、スパム、卵焼き、ツナが入っていて、とてもおいしいです。
パラオのお酒
パラオレモン酎ハイ
パラオ産タロイモ焼酎「なごみ」をパラオレモンで割っています。
レモンの酸味と柑橘系の香りが相まって、飲みやすいです。
焼酎の味はしっかり感じられるので、苦手な人は気をつけましょう。
レッドルースター
パラオ産のビール「レッドルースター」には、ライト、ウィート、アンバー、スタウト、サイダーなどの種類があります。
ライトとウィートは飲みやすく、日本のビールに近いです。
アンバーは赤みがかったビール。
スタウトは黒ビール。
サイダーは文字通りサイダーの味がします。
それでもきちんとアルコールも入っています。
一般的なビールを期待して購入する人にはサイダーは物足りないかもしれません。
ビールの種類は時々変わるようですので、みなさんがパラオに行かれた時にはラインナップも変わっているかもしれません。
泊まった場所
Nemo’s Home Motel
住所:dngeronger 2nd Flr.Becheserrak Bldg
コロール島にあるダウンタウンのメインストリートの1つ北の道にあります。
WCTCショッピングセンターまで徒歩2分ほどです。
1泊60ドル程度です。
そのため、立地と宿泊料金を考えると、コストパフォーマンスはかなり良いと思います。
チェックインとチェックアウトともに12時です。
まだ新しく、部屋も綺麗で、居心地は良いです。
ただ、中国の方が経営しているので、見られるテレビ番組は中国のテレビのみです。
さらに、テレビは綺麗に映らないので期待しないほうが良いです。
簡単な朝食付きです。
パラオで電話を掛けたい!
パラオでは島内の通話が無料です。
もしパラオ滞在中にツアーに参加するためなどに電話予約をしたい時は、お店とかで電話を借りることも可能です。
無料なので、気軽に貸してくれます。
島内に掛けることを伝えたほうが相手も安心して電話を使わせてくれると思います。
もちろん、ホテル内の電話からも掛けられます。
ただし、ホテルでは1通話50~75セントの料金が掛かります。
なお、公衆電話はパラオ国際空港以外にはまったくありません。
タクシーに乗りたい!
パラオにはタクシーが1社しかありません。
特定の場所にタクシーが待機していることはありません。
帰りの飛行機が夜中の便の人もいると思います。
そのような場合は、ホテルなどでタクシーを呼んでもらうのが良いです。
もしくは、レストランで食事をした後に、レストランの人に呼んでもらいましょう。
なお、レストランからホテルに戻る場合は、車で送っていってくれることが多いです。
夕食の時間帯になると、WCTCショッピングセンターの向かいの辺りにタクシーが客待ちをしていることがあります。
パラオのタクシーは、乗用車の上に小さな黄色いボックスが付けられていて、そこに黒字で「TAXI」と書いてあります。
ただ、タクシーの前面からは見えず、横側から文字が見えます。
黄色いボックスが小さく、文字もやや消えかかっていて、はじめはタクシーだとなかなか気づきにくいです。
パラオの治安
総合的に言えば、パラオの治安は決して悪くありません。
しかし、身の回りの物の管理に気をつけるなど、外国にいることを心掛けましょう。
コロール島にあるダウンタウンのメインストリートは夜でも明るく安全なエリアです。
しかし、メインストリートから道を1本中に入っただけで、夜間になるとかなり暗い道になります。
そのような道を夜間歩かないほうが良いと現地で言われました。
犯罪に巻き込まれる恐れがあります。
また、暗闇の中から野犬に襲われてしまうこともあります。
私の滞在したホテルはまさにメインストリートから1本中に入った道でした。
夜中にホテルの前に野犬が10頭以上集まって威嚇し合っているのを見ました。
パラオはつい最近まで夜間外出禁止令が出ていた国です。
十分に気をつけましょう。